大同News
Vol.18-No.7 2025.04.17【DXハイスクール事業】本校が目指すこと
本校の教育目標とデジタル人材育成の取り組み
大同大学大同高等学校では、開校以来「社会で有為な人材の育成」を教育の中心に据えています。一方、現代社会は日々変化し、デジタル技術がますます重要な役割を果たすようになっており、こうした環境の中で、テクノロジーを使いこなす力を身につけ、社会が抱えるさまざまな課題に柔軟に対応できる力が求められるようになってきました。
私たちは、デジタルスキルを持った人材が、これからの社会にとって重要な存在になると考え、だからこそ、教育内容の刷新を進め、生徒一人ひとりがこの新しい時代に必要とされるスキルを学べる環境を少しずつ整えている最中です。特に重視しているのは、しっかりとした基礎学力をベースに、数理・データサイエンス・AI技術を実際の問題解決に役立てる実践的な能力の育成です。これらの能力は、今後の社会を生き抜くために欠かせないものになると確信しています。この前提を踏まえ、私たちの目標は、デジタル技術をうまく活用できる学びの場を作り、社会に貢献できる人材を育てることであると考えました。それこそが、本校に課された大きな使命であります。
DXハイスクールへの申請と採択
このような方針のもとで、私たちは「DXハイスクール(高等学校DX加速化推進事業)」に応募し、幸いにも採択されました。この貴重な機会を最大限に活かし、デジタル技術を中心に据えた教育改革をさらに進め、時代の要請に応える高い質の教育を提供し続けていきます。
これから本校が目指すもの
これからの取り組みとして、特に以下の点に力を入れていきます
・デジタル時代に求められる能力を育成するための体系的なカリキュラムの開発
・文系・理系の垣根を越えた総合的な学びの実現
・普通科と工業科の特長を生かし、革新的な教育プログラムの構築
愛知県の「モノづくり」との連携
愛知県は「モノづくり」の街として全国に名高い場所であり、数多くの製造業が集まる地域です。本校は、この地域に根差した教育機関として、モノづくりを支える人材の育成に取り組んできました。
これからも、地域の産業界としっかりと連携し、実践的な学びの機会を増やしていきます。未来の愛知県のモノづくりを支える優れた人材を育てるため、教育内容を常に進化させ、社会に必要とされる人材を送り出していくことに邁進していきます。