3月27日(水)、本校の卒業生が母校訪問に来てくれました。

　彼の名前は、小川昇大君（2015年度卒業生）です。普通科の進学文理クラス（当時の私大進学クラス）に在籍しており、学級担任は１・２年次は村上淳先生、３年次は伊藤佳貴先生でした。

　高校時代、彼は文系クラスに所属していましたが、２年生の頃から理系大学への進学を考えるようになりました。そして、建築家や自動車整備士など、自分がやりたい仕事は何だろうと自問する中で、最終的にたどり着いたのは「歯科医になる！」という目標でした。

　夢を抱くことは素晴らしいことです。しかし、その夢を現実のものとするためには相当の努力が必要です。特に彼は文系クラスに在籍していたので、大学受験に必要な理数系の科目は全て自分で学ばなければなりません。しかし、小川君はあきらめませんでした。自分の夢に向かってひたすら勉強に励みました。そして本校卒業後、１年間の浪人生活を経験しながら受験勉強を続け、見事、朝日大学歯学部への合格を果たしたのです。

　高校卒業から8年。小川君は、無事に大学を卒業して、高校時代からの夢であった歯科医師国家試験に合格したことを報告に来てくれました。４月からは、名古屋市内の歯科医院にて研修医として働き始めるとのことです。本校の卒業生として、ますますのご活躍をお祈りしております。

　大同高校はあなたたちがいつでも帰ってきていい場所です。疲れた時、悲しい時、辛い時、嬉しい時、幸せな時。その「時」が来た時はぜひ。「おかえり」の言葉と共に待っています。（大同高校通信No.105　山内悠学年主任のメッセージより抜粋）

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